革命のファンファーレ 西野亮廣 読んでみた|感想

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自分がやりたい事ってなんだろうと常に思うよはくです

著者:西野亮廣

ページ数:309ページ(単行本)

出版社:幻冬舎

発売日:2017/10/4

革命のファンファーレはこんな人におすすめ

こんな方におすすめ

  • やりたいことが見つからない人
  • お金の稼ぎ方を勉強したい人
  • 一歩前へ踏み出す勇気のない人

なぜ革命のファンファーレを読もうと思ったのか

よくある芸能人の自叙伝みたいなものかと思い、中々読むまでに至らなった1冊。

食わず嫌いならず読まず嫌いと言ってみたり。

某古本屋にて立ち読みしている時に「あれ?革命のファンファーレって面白い」と思い、気づけばレジに向かっていました。

著者の西野亮廣さんはどんな人?

小学2年生の頃から芸人に憧れて高校を卒業後、吉本総合芸能学院 (NSC) に22期生として入る。

1999年、お笑いコンビ「キングコング」を結成。

相方は現在Youtuberとして活躍中の梶原雄太。

肩書はお笑い芸人だけに留まらず、絵本作家、脚本家、俳優など多方面で活躍している。

「えんとつの町のプペル」の原作者としても有名ですよね。

革命のファンファーレはどんな本なの?

これからの時代の働き方や考え方、お金とは何かなど学校では教えてくれないことを教えてくれる本です。

一部を紹介していきます。

やりたいことを1つに決め込む方が危険

本屋やレンタルビデオ屋さんて最近減ってきてるよね
ネットショッピングやサブスクで済んじゃうからかな

これからの時代は職業事態に寿命があると思って行動したほうがいい。

多くの大人は職業は永遠に続くという前提で話を進めているので、すぐに「お前は何屋さんなんだ!?」と肩書を付けたがります。

でもスマホの登場以降、職業がなくなる場面を見てきました。

20年前こんなことが想像できたでしょうか。

職業そのものがなくなっていく時代に突入し、副業、兼業、転職が常識になりつつあります。

やりたいことを掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術。

今の時代に「○○になる!」と肩書きを一つに決め込む方が、よっぽど危険なのです。

やりたいことが見つからないことは、間違いでも何でもない。

肩書きが猛スピードでなくなっていく時代にキチンと対応できている証拠だ。

「アッチがダメなら、コッチだ!」と、肩書きを移動できる準備ができているわけだ。

~革命のファンファーレより一部引用~

お金を稼ぐな。信用を稼げ。

お金より信用を稼ぐことの方が大事!

お金ってなんだろう?

お金とは簡単に言えば信用証明書のこと。

クラウドファンディングやオンラインサロンといった信用をお金に換金するサービスをよく見かけるようになりました。

著者の西野さんもクラウドファンディングを利用してお金を集めました。

「有名人だから集まるんでしょ?」

と思われるかもしれませんが違います。

有名人である「ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん」は、同じくクラウドファンディングを募ったものの苦戦しています。

「とろサーモンの久保田さん」も同じく。

クラウドファンディングとは信用をお金化するための装置のようなもので、どうもテレビタレントとの相性が非常に悪いようです。

「好感度」と「信用」、「認知」と「人気」は別物だからです。

うーん…つまりどうゆうこと?

詳しくはこちらの本書を読んでいただければわかるのですが、

簡単に説明するとテレビタレントは時に嘘をつかなければならない時があります。

グルメ番組などで料理を本当は口に合わないのに「美味しい」と言わないといけなかったりします。

好感度が大事なタレントなら「マズい」とは言えませんよね。言ったところでカットされるのがオチです。

SNSなどで影響力の強い方が「アレは嘘だよ」と言ったり、口コミサイトで違う反応が多ければたちまちバレてしまい、信用を失ってしまいます。

タレントはこのように嘘をつかざるをえない環境に身を投じているので信用を失ってしまう訳です。

西野さんはタレントとして信用を勝ち取るために以下の3つのことをされています。

step.1 噓をつかない環境を作る

「嘘」をつかざるを得ない環境にある仕事は断る。嘘は「感情」でつくのではなく「環境」によって嘘をつかされる。

一般の会社員が仕事を断るのは中々難しいと思いますが、嘘をつかなくていい環境に持っていくことはストレス面においても役に立ちそうですね。

step.2 意志を明確にする

以前、西野さんが番組収録中に帰ったことがニュースになったことがありました。

これは信頼関係のないディレクターさんがイジってきたのが原因だったようですが、

まだ信頼関係の築けていない後輩を呼び出してパンツを脱がせて

「イジってやってるんだから、ちゃんとリアクションをとれよ」

というのはイジメと同じですよね。

実際パンツを脱がされた訳でもないんだから「それくらい自分も我慢してる」と思ったあなた。

過労自殺された遺族の前でも同じことが言えるでしょうか。

これは「イジメには徹底的に参加しません」という西野さんの意志を明確に表明した出来事だったようです。

step.3 嘘をつかない

これらのことは「えんとつの町のプペル」を作るための話であり、嘘をつかなくても良い環境作りからしなければ作ることが出来なかったからです。

信用を獲得した西野さんは2度目のクラウドファンディングで、6257名の方に支援していただき、4637万3152円が集まった。

これは当時の国内歴代最高支援者数だったとのこと。

お金を信用に換えることは出来ませんが、信用をお金に換える事はできるのです。

踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ

自分は何て行動する勇気がないんだろうと思っているあなた。

勇気がないから最初の一歩が踏み出せない

必要なのは勇気を奮い起こすことではなくて情報を集めることからして下さい。

本書でも子どもの頃に1人で電車に乗れなかったのに、あなたが1人で乗れるようになったのは勇気を手に入れたからではない。

「電車の乗り方」という情報を手に入れたからと説明されています。

たしかに僕はワードプレスの始め方なんて最初はまったく分からず、行動するのをためらっていました。

ワードプレス?怪しいサイトじゃないよな…
僕も最初は同じことを思っていました。

でもワードプレスがどんなものなのかという情報を調べるうちに怪しくないことや意外と簡単に始められることが分かり今に至ります。

西野さんのその他の書籍

革命のファンファーレ以外にも以下の様な書籍を出しておられます。

気になった方は購入してみてはどうでしょうか。

閲覧いただきありがとうございました。

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